40歳男性  大腸ガンについて  〜体験レポート〜

私が宇都宮で乳がんの治療を受けた後大腸ガンと診断されてからもう2年になります。
小腸と大腸の継ぎ目に腫瘍ができ腸管を塞ぎ腸閉塞を起こして緊急手術を受ける事になりました。
手術は成功しましたがリンパ節に転移が見られそれによってガン細胞が血液に乗って飛び火し、腹膜播種というものになりました。
5年生存率は、10%と医師から説明がありました。

しかし、抗がん剤もいろいろあり、新しい抗がん剤も出てきたおかげで5年以上生きている人や完治する人もいるぐらいで、ガンは治る時代になりました。

〜大腸ガンの特長〜
大腸ガンは年単位で大きくなります。
腫瘍は傷つきやすく度々出血し、便に混じって排出されます。
しかし、直腸から離れた場所にガンがある場合出血しても排出する前に血液が分解され、便に血液が混じることがないのです。
ですから私のような場合血液検査を受けたり大腸カメラをしない限り見つける事は困難な人もいます。
腫瘍からの出血によって貧血を起こすこともあり怠さやめまいなどの症状が出てきます。
腸は痛みに鈍感にできている為このような症状が出ない限り自分ではわかりません。

定期的にガン検査を受けないともしかすると手遅れになるかもしれません。