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院内での患者呼び出しに関する個人情報の取り扱いについて

私自身は病院に行くことが少なく行くとしたら歯医者くらいなのですが、がんのセカンドオピニオンなど付添いで病院にいくことがよくあります。付添いでいろんな病院に行くと、病院によって個人情報の取り扱いが様々なのを感じております。

よくある病院の流れとしては、受付後に待機し、呼び出されたら診察を受けて、薬や支払いを完了させて帰宅するのが一般的です。その間に患者の呼び出しは少なくとも1回は発生するのですが、病院によって呼び出し方は様々で、患者の名前をそのまま呼び出す病院や、患者のID(診察券の番号など)で呼び出す病院があります。

個人情報の取り扱いについてうるさくなってきた時代ですが、患者の名前をそのまま呼ぶ環境はまだまだ残っていると実感しました。もし、近所の病院に行ったとして、たまたま知り合いの人が待合室にいたとした場合に呼び出された患者の名前を聞いてしまうと「あの人、来てるんだ。何の病気だろう」と思ってしまうはずです。

その対処として多くなってきたのが、呼び出し機を渡される病院です。自分の診察になると渡された機会のアラームが鳴るので自分の名前を呼ばれる事なく診察室に行けるようになっています。

その機器を小さなクリニックなどで普及させるには難しいかもしれませんが患者呼び出しの個人情報の取り扱いについて、もう少し配慮してほしいと思っています。