義母が末期癌です。

それでも途中までは放射線治療や抗がん剤治療ができたのですが、途中から物が食べれなくなって治療が続けられなくなりました。

義弟は生きて欲しいからこそ「もっと食べなくちゃ駄目だよ。」と義母についつい厳しくなり、頭の中では分かっていても食事が喉を通らない義母にとっては義弟の言葉はストレスとなり、更に食べれなくなりました。

そんな状況の中、私や夫も義弟の義母に対しての言葉について意見が合わず揉める事もしばしばで大変でした。

まずは義弟の義母への気持ちもよく理解していることを義弟に伝えました。義母にどんなことをしても生きていて欲しいのは私たちも皆同じ気持ちだということ。

でも、義母にとってはそれがかなりの負担になり、食事が更に摂れなくなってしまっている現実も義弟に理解してもらうようにしました。

義母だって食べれてたら言われなくても自分から食べていると。でも体が受け付けないから食べれないのだと。

なので、みんなで義母を追い詰めないように違う部分からサポートしようとマメに話し合って解決しました。

生きて欲しいから、ついつい悪気はなくても患者に対してキツイ言葉を浴びせてしまうこともあります。

病気は患者だけのものではなく、その家族も一丸となっての治療なので家族みんなで手分けして何かできることはないか？常にネットワークとコミュニケーションを大事にしなくてはならないと思います。