「あ、なんかくらくらする・・・」という一言とともにふらりとがんの放射線治療経験者の同僚が倒れました。
顔が真っ白、でも呼吸はあります。
びっくりして救急車をよんで病院に運んだところ、重度の貧血でした。
その原因が、子宮筋腫です。
どうやら筋腫ができた位置があまりよくなかったらしく、生理にかかわらず常に出血してしまう状態にあったようで、本人は常に貧血状態だったらしいのです。
閉経も近くこういったことがあるものだろうと思っていたらしいのですが、そのまますぐに入院して金種を切除、2泊の入院の後退院しました。
女性ならではのことなので、なかなか人に相談することがなかったようですが、「知らない」や「自己判断」は大変危険だと思わされた一件です。
手術後、彼女は「階段の昇り降りでもクラクラせずにすごく快調になった」と以前に増して活動的になりました。
常日頃からの貧血は日常生活に支障がでていたようなのに・・・歳のせいなどと思っていたようです。
今は、以前とは異なる体の不調を感じたら病院に行くべきだ、と人に勧めています。定期的に乳がん検診も受けています。